§14 PATH(パス)とディレクトリ

 ディスク構造内にディレクトリというのがあります。DOS2以降からここはルートディレクトリと呼びます。で、他にディレクトリができました。これらをサブディレクトリと呼びます。で、これらの構造を階層ディレクトリと呼んでいます。言葉の説明が終わったところでぶぁーと説明に行きましょう。
 一般にはピラミッド構造などともいわれます。てっぺんにあるのがルートディレクトリ。以下全てサブディレクトリといいますが・・・。この構造に良く似たものに会社というものがあります。簡単にいっちゃえば上から社長、副社長、専務、部長、課長、主任、平(かなりいい加減だな)と上から下に増えて行きます。部長あたりからは何々部長などという名前までできてきます。この、何々というのがサブディレクトリの名前に相当します。MS-DOSの得意なツリーで示してみましょう。
社長
└─副社長
   └─専務
     ├─第一部部長
     │   ├──第一課課長
     │   │    └──A主任
     │   └──第二課課長
     │        ├──B主任
     │        └──C主任
          └─第二部部長
                  └──第一課課長
              └──D主任
 実際はもっともっと複雑です。人間というのは階層が好きなようで、住所、軍隊、国家、図書館etc...で見ることが可能です。で、これを使って(説明しきってないけど実習で覚えてね(;_;))ファイルの管理を行うと能率的になります。Windowsを使う人は絶対に知っておかないと困るので知ってお きましょう。
 PATHですが、階層構造で使用している人には必須のもので、Windowsの場合もこのPATHを使わないと動かないこともしばしば。一太郎に至って はHDにインストールした場合は強制的に設定されます。それだけ基本的かつ大切なものです(ディレクトリを使わないならそれまでだけど)。DOSがコマンドを受けて探すのは一般にカレントディレクトリ(実習で説明するがユーザーがCDコマンドで指定したディレクトリ)のみです。そこで、必要なコマンドのあるディレクトリを絶対パス(後述)で指定します。するとカレントディレクトリを探した後でこのパスを参照し他のディレクトリ内も探してくれるわけです。上記の会社を例にとれば第二部第一課で必要な書類をパスで設定しておけば第一部第二課も捜せるということです。

実習14
 この辺から説明も難しいです。そこで、実習が中心となります。まず、ディレクトリの作り方から行きましょう。
MD 新ディレクトリ名
ディレクトリ名は八文字です。命名規則はファイル名に準じます。
A:\>MD KANAGAWA
A:\>DIR
と実行するとKANAGAWA   <dir>というのが出来ているはずです。これがディレクトリです。さらにディレクトリを掘って(作るとはいわず掘るという)みましょう。
A:\>MD \KANAGAWA\ATUGI
\はディレクトリを指定するときに使用します。これで区切りを示すわけです。
A:\>DIR \KANAGAWA
でATUGIを確認することが可能です。さらに掘ってみましょう。
A:\>MD \KANAGAWA\ATUGI\NURUMIZU
A:\>DIR \KANAGAWA\ATUGI
でNURUMIZUを確認してください。
A:\>MD \KANAGAWA\ATUGI\NURUMIZU\SHOHOKU
A:\>DIR \KANAGAWA\ATUGI\NURUMIZU
お次は本厚木駅でいってみましょう。
\KANAGAWA\ATUGIはありますからその下から作ります。
A:\>MD \KANAGAWA\ATUGI\IZUMICHO
A:\>MD \KANAGAWA\ATUGI\IZUMICHO\HONATUGI
A:\>DIR \KANAGAWA\ATUGI\IZUMICHO
次は自分で作ってみてください。住所は以下の通りです。
神奈川,藤沢,江ノ島の植物園(SHOKUBU)
神奈川,真鶴(MANADURU),真鶴の三ツ石(MITUISI)
東京,町田,相模の法政(法政大学ね)
出来たらTREEと打って印刷して確認してください。
A:\>TREE /A >PRN
実行結果は次項に示します。
ディレクトリ・パス・一覧
ボリュームシリアル番号は 2A6C-13DD
C:.
|---KANAGAWA
|   |---ATUGI
|   |   |---NURUMIZU
|   |   |   +---SHOHOKU
|   |   +---IZUMICHO
|   |       +---HONATUGI
|   |---FUJISAWA
|   |   +---ENOSHIMA
|   |       +---SHOKUBU
|   +---MANADURU
|       +---MANADURU
|           +---MITUISHI
+---TOKYO
    +---MACHIDA
        +---SAGAMI
            +---HOSEI
 以上のようになっていれば合格です。といっても、BINとかあるかも知れませんが、それらは気にしないでください。あっ、そうそう。ボリュームシリアル番号とかC:.は違ういますからね。パスの設定はSETを実行してPATHという所を見てください。わが家のJ3100GSの方は・・・
PATH=C:\DOS;C:\JSW;C:\JDASH;C:\JSFONT;C:\JSUT
という風に、まさに一太郎という感じの設定になっています。見ればわかるようにPATHを複数設定する際には;で区切ります。この場合の動作を考えてみましょう。まず、DIRと打つのを間違えてDIRAと実行したとします。内部コマンドにそのようなものはないから、ルートディレクトリ(この場合C:\(以後このような表現の仕方はよく出る(と思う)ので理解しておいてください))を見ます。ありませんので、DOSはPATHを見ます。最初にはC:\DOSですからC:\DOSを見ます。ここもあるわけがありません。次はC:\JSWでC:\JSWを見ます。ありませんから・・・・・。という風にC:\JSUTを見終わってから、
コマンドまたはファイル名が違います.(MS-DOSの場合)
コマンドまたはファイル名が正しくありません(PC-DOSの場合)
というエラーを出します。どっちにしろ一緒ですけどね。第2OAでテストしてみるも面白いかも知れません。ともあれ、私もこの説明で理解できるとは思いません。分からないことがあったら積極的に聞いてくださいね。

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