§9 ファイルの削除
 削除するという事には二つの英語が当てはまります(もっとあるかも ね)。一つはDELETE(デリート)。今一つはERASE(イレース)。DOSの命令も二つ存在します。DELETEの校正用語DELとERASEその ものです。どちらを使用しても結果は同じですが、普通は入力字数の少ないDELを使用します。ERASEを使用している人は一人のみ知っていますが、最近 はWindowsに突っ走っているみたいです。ファイルの削除にも(というよりはDOSで複数ファイルの指定できるものはほとんど)ワイルドカードが使用 可能です。ですが、ワイルドカードの所に書いた通り削除に関して使用する際は普通以上の警戒が必要です。対象外のファイルを巻き込む事も有り得るからで す。まずはDIRで指定しみてそれでOKならDEL実行。まずかったら対象外のファイルをRENでリネイムしてから実行し、実行後元に戻すなどといった対 策が必要です。
おまけ 9
 かなり行数があいたので実習の前に持ってきました。今日(95年11月16日)、茅ヶ崎駅の駅ビルの本屋で拡張子辞典なる結構厚い本があったのには驚き ました。何でも本になるんだな。さて、ここではヴァージョン番号に関する説明をしましょう。ヴァージョン番号というのはメジャー・ヴァージョン番号と2桁 のマイナー・ヴァージョン番号から構成されます。メジャー・ヴァージョン番号は仕様の見直しなどの大幅な変更があったときに更新されます。内部的な小さな 変更など(システムの動作環境の変更にともなった変更)は2桁の内上の位が更新され、ちょっとした変更(コマンドの増設など)だと下の位が更新されます。
 例にMSX-DOS VER2をあげます。MSX-DOS2は三つのヴァージョンが存在します。

DOS2として最初に販売された。英語版と日本語版が別々だった。
 MSX-DOS VERSION 2.20

MSX-TOURB Rに依存した形になりフロッピーディスクの配布体型も1DDから2DDに変更されたせいか日本語版と英語版が一つに統合された。
 MSX-DOS VERSION 2.31

知る人ぞ知る謎のヴァージョン。IF命令が増設されただけのようである。
 MSX-DOS VERSION 2.32

という具合であす。一番最後になるとゲームユーザーは知らないという形になったりします。使うだけならどれでも一緒だし今時MSXを使っている人そのもの が存在しないし・・・・。
実習9
 ファイルの削除になれておきます。ついでにSEDITの立ち上げ方も覚えちゃいましょう。
A:\>SEDIT
 これで、MS-DOS 98版スクリーン・エディタが立ち上がります。昔のエディタという感じでMIFES-MINIよりはちょっと劣ります。ただ、ふだん使う分には十分でしょ う。ここで、変な感じの画面になります。ファイルセレクターというものでしょうか? 98版のDOSの説明書なんてさわった事もないのでなんというのかは わかりません。ここで、ファイル名を入力したり、カーソルで選んだりします。カーソルの下を押してみましょう。ファイル一覧表の左上のファイルが黄色で反 転した事と思います(書いている部屋に98がないのでなんとも言えない。頼りない事この上ないな)。そのまま、ファミコンなど十字キーの感覚で TEST2.TXTを選択してください。決定のAボタンはENTERです。スペースバーではないので注意。すると、画面がぱぱっと変わってThis is...と出てきたでしょう。COPYでの超簡易エディタと違い修正が簡単にできます(ぢつはCOPYでは修正がその行でのみしか利かない。失敗に気が ついたら最初からやり直し)。行間移動もカーソルでちょいちょいと出来ます。便利ですねぇ。ここで、適当な文章を(英語でもいいし出来る人はFEP(フロ ントエンドプロセッサー)であるATOKを使用して日本語文章を入力してもいいです。どうせ削除するんだから。
 さて、入力が終了したらファイルを選択し(MS-DOS5の場合はF10を、MS-DOS6.2の場合はF1押します。)保存して終了を選んでくださ い。TYPE命令で保存されていることを確認してください。いよいよ削除です。
A:\>DIR
で、TEST2.BAKとTEST2.TXTの存在を確認してください。
A:\>DEL TEST2.*
これで名前がTEST2であるファイルがすべて削除されました。
A:\>DIR
結果を確認してください。
 うまくいっていればTEST2.BAKとTEST2.TXTが消え去っているはずです。闇に葬られました。が、復活させてみましょう。
A:\>UNDELETE
 これで、復活できます。ただし、ファイル名の先頭の文字は復活できません。これは、FATの構造が原因ですのでどうにもなりません。マニュアルで指定し ます。
 復活後、TYPE命令で中身を確認してもう一回削除しておいてください。以後の実習の邪魔になるかも知れませんから(以後はこの二つのファイルはないも のとして話を進める)。

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