グリーン車について

ここでいうグリーン車とは「普通列車用グリーン車」のことである。全体的な説明と2004年10月ダイヤ改正後の展望についてざっと語ってみたい。で、お約束。
グリーン券群
この中の、(東)島田→大原のグリーン券は2004年10月15日までしか買えなかった一品で、それ以前での普通列車用グリーン券(自由席)としては最長の切符です。

写真集:グリーン券と乗車券
阿呆の乗車記:沼津から前橋へ

さて、グリーン車に乗るためには用意するものが二つあります。
一つに「乗車券」。これはグリーン車に乗れないとかかれているものはだめです。
次に「普通列車用グリーン券」。これがグリーン車に乗るためのチケットです。これがあればグリーン車に乗れるようになります。車補(車内補充券)と普通の切符とが在ります。

種類や写真については、「グリーン券と乗車券」を参照ください。

首都圏外の普通車用グリーン車(臨時及びライナーを除く)
現在、以下のものを確認しています。なお、いわゆる「のり得」のグリーン車として営業していない列車については記載しません。
外房線:勝浦⇔安房鴨川(グリーン車指定席・上下1本、特急の末端普通列車)
篠ノ井線:松本⇔長野(下り夕方1本、上り早朝1本、快速)
宇野・本四備讃・予讃線:岡山⇔高松(グリーン車指定席・マリンライナー号・快速)
日豊・日南・宮崎空港線:宮崎⇔宮崎空港(多数、特急の末端普通列車扱い(この区間からはみ出すと全区間特急扱い))
※:この他に各地のライナーに普通グリーン車が連結されていることがあります(特急用車両を使用することが多いため)

運賃は
50km未満:750円
100km未満:950円
150km未満:1620円
151km以上:1900円
通用一回限り。改札内乗り換えも無効。当日限り有効(10/15までは101km以上は二日間有効)。

首都圏の2004年10月15日まで
グリーン車の連結区間は…
東海道本線:東京⇔島田
伊東線:熱海⇔伊東
横須賀線:大船⇔久里浜(東京⇔大船は東海道本線)
総武本線:東京⇔成東
成田線:佐倉⇔成田空港
外房線:千葉⇔大原
内房線:蘇我⇔君津

運賃は首都圏外の普通車用グリーン車と同様。
但し、改札内乗り換えの規定があり、次にあげる駅では改札を出ない限り乗換えが可能。
東京・品川・横浜・戸塚・大船・平塚・国府津・小田原・熱海
この区間のグリーン券の最長切符は…島田⇔大原(304.2km)でした。

首都圏の2004年10月16日から
グリーン車の連結区間は…
東海道本線:東京⇔沼津
伊東線:熱海⇔伊東
横須賀線:大船⇔久里浜(東京⇔大船は東海道本線)
総武本線:東京⇔成東
成田線:佐倉⇔成田空港
外房線:千葉⇔上総一ノ宮
内房線:蘇我⇔君津
山手線(貨物込):西大井⇔赤羽(いわゆる湘南新宿ライン)
東北本線:上野⇔宇都宮
高崎線:大宮⇔高崎
上越線:高崎⇔新前橋
両毛線:新前橋⇔前橋
2007年1月6日以降以下追加
常磐線:日暮里⇔高萩

運賃は平日休日に分かれ
平日
50km未満:750円(車内販売1000円)
51km以上:950円(車内販売1200円)
休日
50km未満:550円(車内販売800円)
51km以上:750円(車内販売1000円)
改札内乗り換えは基本的にどの駅でもOK。この区間に限り定期での乗車可。
但し、以下の乗り継ぎを除く
1.来宮以遠と函南以遠
2.田町以遠と大崎以遠
3.十条以遠と東十条以遠、尾久以遠
4.川崎以遠と新川崎以遠
5.西大井以遠と大井町以遠
6.土呂以遠と宮原以遠
7.東千葉以遠と本千葉以遠
8.鎌取以遠と浜野以遠
9.酒々井以遠と、南酒々井以遠
2007年1月6日以降以下追加
10.三河島駅以遠と、尾久以遠、赤羽駅以遠

この例外措置がいやらしくて…そもそも、来宮以遠と函南以遠は昔なら出来た(熱海での乗り継ぎOK)わけで…。図にしてみるとわかるが上り方向での支線への乗り換えが可能なのは大船のみというとってもいやらしいものになっている。(どこぞでこれは横須賀線の優遇とか書いてあったが、多分そうではなく、現状でも湘南方面→横須賀方面への乗り換えが多いためとおもう。優遇とかではなく現状の利用状況からの判断とおもう。逆は少なかったりするから謎(苦笑))
この文だけだとわかりにくいので図にしてみた。pdfなのでAcrobatなりなんなりで閲覧されたい。(常磐線については未記載)
末端駅間距離表と乗り継ぎ禁則事項

なお、表を見ていただければわかるがこの区間での最長切符は沼津⇔前橋(241.0km)となる。

10月16日改正の盲点

JR東日本の実質的値上げであることに注目されたい。
今回の改正の影で二つの切符が廃止された。グリーン回数券とデータイムグリーン回数券である。グリーン回数券は、まぁ、どうでもいい(いいのか?)として データイムグリーン回数券には多々お世話になった
データイムグリーン券
(写真がまぶしいのはフラッシュのせいです…すみません)
この切符を用いると、久里浜・伊東←東京(新宿)→君津・大原・成田空港・成東間がデイタイムに限りグリーン車乗れた(休日は終日!)。僅か一回あたり500円で。
つまり、休日550円とか云って200円の値下げを強調しているが、実際は50円の値上げなのである。
また、平日車内で求めてみるといい。750円だったのが、1000円である。暴利である。実にケチクサイのである。
実際問題100km以上乗らないと安くなった意味は無かったりするのである。正直な話。でも、JR東海区間は今回の改正でばっさり(沼津、三島、函南の3駅のみとなる)。本当になんと言ったらいいのやら…。

なお、近隣住民にとってはうれしい話題が一つだけある。定期利用解禁。漸く解禁である。これによって定期利用者にとっては大幅な値下げとなる。
例えば、平塚から久里浜まで行くとしよう。定期を持っていたとしても現在は
乗車券740円+グリーン券750円が必須となる。計1490円。
これが、今後は…
グリーン券750円のみとなる。(平日駅で購入)

はっきり言って今回の改正の利点はここ(定期解禁)だけで、正直値上げの感が強い。

以上